
政策と決意
新型コロナウイルスへの対策不足
今、春日部市が抱えている最大の課題は「新型コロナウイルスへの対策不足」です。コロナ対策は、春日部市に限らず、多くの自治体が抱えている課題ですが、特にワクチン接種の遅れは、市民にとって、とても大きな不安・不満となっています。

人口減少
市内企業は疲弊し、廃業する事業所や店舗が増えてきています。「人口減少」にも歯止めがかからず、若い世代や働く場の減少が、春日部の活力の喪失・衰退につながっています。限られた予算は有効に、1円でも多く市民のために使う春日部市政でなければなりません。
私は、これらの課題を解決すべく、自ら先頭に立ち、「私の政治生命の全てをかけて」緊急かつ大胆に覚悟をもって取り組んでまいります。
キーワードは「今度こそ! 変えよう かすかべ!」

埼玉県との信頼関係の再構築
最も重要な課題の一つは、埼玉県との信頼関係の再構築です。上田知事時代から、現職の石川市長は信頼関係が築けず、鉄道高架事業の都市計画を決定とるだけでも、15年という大変長い年月を要しました。また、大野知事との関係も良好とは言えず、北春日部西口エリアの土地区画整理事業・赤沼産業団地も遅々として進まず、都市開発の停滞など、当市と県の関係はとても円滑とは言えません。

積極的な都市計画・開発
春日部市を発展に導くためには、積極的な都市計画・開発が欠かせません。私は県や国と常に連動し、近隣首長との連携を強化し、春日部市に新たな鉄道や道路を引き込むことをはじめ、各種計画・事業を力強く進めてまいります。

まちの活力を取り戻す
同時に、まちの活力を取り戻すために、春日部商工会議所、庄和商工会、春日部法人会、商店会連合会など市内経済団体との信頼関係、連携を強化し、地元商工業の発展を目指します。

教育改革
市内の中学校の学力テストについては、とても残念なことに県内でも最低に近いレベルにあります。若い世代に選ばれるまちになるためには、いかに学力を底上げし、保護者の期待に応えるかが重要です。教育委員会と密に連携し、学力アップに取り組んでまいります。

「まつり」の年間行事化
新型コロナの終息後には、「まつり」の年間行事化を進めます。「春日部藤まつり」「春日部大凧あげ祭り」「春日部夏まつり」の拡充。若者や女性が主役のまつり・イベントを新たに開催するなど、新たな文化、エンターテイメントを発掘、育み、発信することで、年間を通じて春日部に人を呼び込み、まちに活力を与えてまいります。

かすかべブランドのPR
春日部市には、豊富な農産物をはじめ、数多くの伝統・文化、歴史、名所、旧跡などの素晴らしい財産があります。そうした「かすかべブランド」のセールス・PRの先頭に市長が立つことで、新たなまちの魅力づくりと財源確保につながるものと確信いたします。

さらに、「インスタグラム」「YouTube」などの撮影舞台として、市内の様々な施設・景観を積極的に使用していただき、若者の手によって、春日部を効果的に発信していただきます。
石川市長は前回の選挙で、1万人の人口増加をマニフェストに掲げられました。しかし、ここ5年間で約3,000人の人口減と、人口減少が県内ワーストクラスですすみ、人が増えるどころか減っています。このコロナ禍で隣町の杉戸町・宮代町は人口が増えていると聞きます。
つまり、石川市長のやり方に、愛想を尽かして春日部を離れてしまう人たちがこんなにもいるのです。これ以上春日部を捨てていく人を増やしていって良いのでしょうか?
世界の国々は、コロナ禍を乗り越え、爆発的に経済を回復させています。日本もいずれその時がやってきます。しかし、このままでは春日部だけが取り残されてしまいます。そんな春日部にすることは断じてできません。
これからの4年間の市政の舵取りは極めて重要です。春日部がこのまま5期20年となる現在の市政の下、停滞・衰退していくのか、それとも今すぐ市政を刷新して夢と希望にあふれるまちにしていくのか、その選択を迫られています。
私は、ご年配の方々はもとより、私たちの子どもたち、孫たちが、春日部に生まれ、育ち、学び、住み、働いて、心の底からよかったと思っていただける「輝く春日部」を、皆様と共につくっていきたいのです。
「今度こそ! 変えよう かすかべ!」

皆様の温かいご理解と力強いご声援を心よりお願い申し上げ、私の決意表明とさせていただきます。
令和3年7月15日
いわや一弘